スタッフ
感染委員会です。
富山県内でも、少しずつインフルエンザの一医療機関当たりの患者数が増えてきているようです。
今回は、インフルエンザについてお知らせしたいと思います。
●インフルエンザとは?
「インフルエンザ」とは、インフルエンザウイルスが体内で増えて、熱やのどの痛み、関節痛や筋肉痛などの症状を引き起こす感染症です。
潜伏期間は1~4日で多くの場合1週間程度で治りますが、乳幼児や高齢者は重症化することもあります。
●かかってしまった時の対処法
インフルエンザと疑われる時は、安易に風邪と判断せずに早めに医療機関を受診し、治療を受けましょう。
発症後48時間以内に適切な抗インフルエンザウイルス薬を服用・吸入をすれば、症状の重症化を抑えられます。
また一般的には以下の様な対処法があります。
・安静にして休養をとる。特に睡眠が重要。
・部屋の温度や湿度を適切に保つ。(気温18~20℃、湿度50~60%程度)
・水分を十分に補給する。(お茶、ジュース、スープ類など)
●感染を拡大させないために対策しましょう!
インフルエンザは、インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを介して他の人に感染します。
感染の多くは「飛沫感染」によるものと考えられます。またドアノブなどの環境表面についたウイルスへの接触により、
鼻や口などの粘膜や傷口などを介して感染する「接触感染」も考えられます。感染拡大を防ぐために以下の対処法があります。
・こまめな手洗い、手指消毒、うがいを徹底しましょう!
・「せきエチケット」で感染拡大を抑えましょう!(せき・くしゃみの症状がある時はマスクを着用しましょう)
・かかったあとは外出を自粛しましょう!
●予防接種について
ワクチンを接種しても100%かからないということはありませんが、発症や重症化を防ぐためにも流行前にワクチンを接種することは大切です。
接種してからワクチンの効果が出るまで2週間程かかります。効果はおよそ5か月ほどです。
※これからインフルエンザの流行シーズンに入ります。以上の事に注意して元気に過ごしていきたいですね!