スタッフ
病棟のバーバリーです。
朝晩の寒さが身にしみる季節となりました。 山々はすっかり冬の様子をたたえ、お天気の良い日は、青い空と白い雪山とのコントラストが見事な景色を映し出しています。自然の素晴らしさにただ感激!
私は介護福祉士として、病棟で仕事をしています。友人・知人からは『とても尊いお仕事をなさっていらっしゃるね』「感謝しています」などと、温かい言葉をいただき、身が引き締まる思いでいます。
人と接するには当然ながらコミニュケーションが必要ですが、高齢だったり、何らかの後遺症をお持ちだとなかなかスムーズにはいきません。ましてや、教科書どうりにはいかないものです。
私たちは、自分の経験値や勘(あやしいなぁ)で患者様のお世話をさせていただいてることが多いです。もちろん、それは教科書には載っていません。
おもしろいお話をひとつ。朝食前の和やかなひととき、スマホで患者様の写真を撮ってあげていました。 A子さんは、「えっ⁈早できたが?」食事はいつもお口を開けたままのB子さん、なんと、カメラに向かってピースサイン。そのとなりのC子さん、次は私の番と襟元を直しておられました。
「笑う」をひとつとっても「ほほえむ」「会釈する」「嘲笑う」・・・ 「さわる」も「そっと触れる」「つかむ」「にぎる」「押す」・・・ そのシーンに合った行動は、体で覚え、学ぶしかありません。
自分が年齢を重ねていくと、患者様に自分を重ねる今日この頃。素敵なおばあちゃんになれるといいんだけど。
「子ども叱るな、いつか来た道。年寄り嗤うな、いつか行く道」